長嶋・松井両氏に国民栄誉賞—師弟愛に?

こんにちは。
3月31日には、ちょっと可愛く、
トイレットペーパー12Rとティッシュペーパー5箱を買っておいた、
東京港区の社会保険労務士 下中理栄子です。
ほんとに値上がりしたのでしょうか・・・?(笑)

 

さてさて、ニュースが飛び込んできました。
長嶋茂雄氏と松井秀喜氏に、
国民栄誉賞を授与する方針を固めた、とのこと。

いろいろ聞いていると、首相が、
松井氏が引退したことを受けて思いついた(?)ようです。

国民栄誉賞の最初は、
王貞治氏のホームラン記録を讃えるために作られたものです。
長嶋氏が(記録はともかく)対象にならなかったのは必然です。

長嶋さんが現役を引退されたのが昭和49年、
私は小学2年だったのですが・・・
例の引退演説は、リアルタイムの記憶なのかどうか微妙で、
選手時代のことはあまり覚えていません。

その後、監督になられて、
(王さんの活躍はよく覚えていますし国民栄誉賞も覚えています。)
最初の年が定岡さん、次の年が篠塚さん(永遠のアイドル^^)・・・
が入団、というところで、

「ヤングジャイアンツ」と呼ばれた面々が力を蓄え、
長嶋さんは切られてしまったけれど、
その次の年は「長嶋遺産で優勝」というのが私の認識です。
(この年に入ったのが原さん(永遠の敵?)です。)

松井さんは、もっと後の時代なので、
師弟なんだ~、というのはまあ・・・
なんとか理由を付けたのね、という印象ですが、

長嶋さんはよく言われる「記憶に残る男」ということで、
今回はいい機会なのかな、と思います。

松井さんは、他の受賞者の方を思えば、
ま、ありかな、という感じですね。
国民栄誉賞そのものについて語ると長くなるので割愛。

そんなわけで、師弟そのものではないかもしれないし、
年齢的には兄貴的なところもあったのかなと思いますが、
「地獄の伊東キャンプ」とか聞いていた年代としては、
師弟としてはそこも評価して欲しいなと思います。

ま、誰に評価されるのか、は置いといて。

長嶋さんの息子さんの一茂さんが、
「父は「感性」で伝えるタイプだったが、
それを松井さんは「感性」で受け止めることができた」
というようなことをおっしゃっていて、ちょっと面白いなと思いました。

社長と社員、上司と部下、
世の中にはいろんな関係がありますが、
思っているだけでは伝わらないものです。
やはり思いやルールも見えるようにしておく必要があると思います。
理念などもわかりやすく伝えることも必要なのではないでしょうか。

でもほんとは・・・
「感性の一致」というのが大切なのかもしれませんね。

ひとまず、決まられたら、おめでとうございます。

ではではまた~。

 

アロドラ人事労務サポートオフィス 下中 理栄子

No.92 がんで8人死亡の印刷会社を強制捜査(労働安全衛生法違反の疑い) [2013.04.02]

こんにちは。
東京港区の社会保険労務士、下中です。
本日も「ひばり人事労務コラム」
おいでいただきありがとうございます。

本日は、ニュースからお伝えします。

化学物質等を使用する会社では、
半年に1回の健康診断が義務付けられています。
しかし、法律で決められているから、ではなく、
健康を守るのは会社の責務です。
いろいろとやるべきことも怠っていたようですが、
せめてもう少し早く対応してほしかったと思います。

亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、
現在健康を崩されている方の回復と、
今後のよりよい対応を願ってやみません。
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胆管がん、8人死亡の印刷会社を強制捜査 大阪労働局
朝日新聞デジタル 4月2日(火)
大阪労働局は2日午前、
従業員ら17人が胆管がんを発症しうち8人が死亡した
大阪市の印刷会社「SANYO(サンヨー)―CYP(シーワィピー)」
について、
労働安全衛生法違反(事業者の安全衛生措置義務違反など)
の疑いで家宅捜索を始めた。

午前9時10分すぎ、
大阪市中央区にある山村悳唯(とくゆき)社長(66)の
自宅兼本社ビルに
大阪労働局の職員4人が入った。
今後、押収書類の分析と関係者の聴取を進め、
会社側が従業員の健康や安全を守るための措置をどう怠り、
被害が拡大したのか解明を進めるとみられる。

厚生労働省は昨年5~6月、
労働安全衛生法で定める事業主の義務を果たしていないとして
同社に是正勧告をした。
違反とされたのは、
(1)定期健康診断結果の報告をしていない
(2)衛生管理者や産業医、安全管理者を置いていない
(3)衛生委員会もなく、作業リーダーの「職長教育」もしていない
――など。
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本日も、「ひばり人事労務コラム」
お読みいただきありがとうございました。