山本昌さん最年長記録更新 能力と実行力の関係?

こんにちは。
サラダバーメインの夕食で、
ひととおり食べた後、もうちょっと・・・に、
禁断のソフトクリームを食べてしまった、
東京港区の社会保険労務士 下中理栄子です。
後悔するのはよくないので喜んで食べました。

 

山本昌投手が、最年長先発勝利のプロ野球記録を更新したそうです。
47歳10か月。
スポーツ選手ではあまり年上がいなくなってきた今日この頃ですが、
私より1コ年上の山本投手、
なんだか嬉しいです。

最年長勝利のプロ野球記録は48歳4か月だそうです。
(浜崎真二投手、中継ぎで記録)

先日は、山本昌投手と三浦大輔投手の投げ合いもあり、
三浦投手の勝利で終わりましたが、
三浦投手でもかなりのベテランというのに、
足すことに意味があるかわからないけど合計89歳とのこと。

チカラがはっきりとわかる世界ですから、
厳しいですね。

とはいえ、プロ野球でも、
疑問に思えることがありました。

ちょっと前に、ベテランの選手が、
怪我をしてるけど記録がかかっていたせいか、
ずっと出場していて、
思うようなハタラキができず、
とうとうご自身で、出場しないことを決められた、という報道。

ご自身には、「さすが!」というような賞賛の言葉が集まりましたが、
はて?! ちょっと待て。
確かにご自身はそれはいいけれど、
もっと前に、監督なりが、判断すべきことだったのでは?!

過去にどんな実績があっても、
今、チカラがなければ、チカラのある他の人にかわられても、
それが当然の世界だと思うのですが、
監督が言える立場ではないのはやはりおかしいと思うのですよね。
(チカラがないのに強い監督も困りますけど。)

野球は、投手だったら、チカラが落ちれば打たれるのでしょうが、
野手(打者?)なら使われ方もいろいろなので、
判断しにくいところもあるのかもしれません。

そこいくと、大相撲なんていうのは、
横綱になると勝てなくなれば引退しかありませんが、
大関までだとそこから陥落しても続ける方もあります。
ある程度のところで辞める方もいるし、
相撲が取れる限りは地位に関係なく続ける、
という方もあって、
そういう意味では、チカラに応じた地位(番付)がある、
というのはわかりやすいのかもしれません。

もちろん野球でも、
周りからはまだまだやれそうと思っても
ご本人の判断は違うこともありますし、
衰えが見た目にわかるまでされる方もあり、
一概には言えないのですが。

会社でも、
ベテランになったり、
途中入社でそれなりの地位で入られたかたがいらっしゃると思います。

昔と同じ仕事ができなくなるのか、といえば、
そういう場合もあるしあまり当てはまらない場合もありますが、
評価や懲戒などで、差があるのはよろしくないですね。

ベテランさんが仮に、
懲戒に当てはまるようなことを起こした場合、
今まで尽くしてくれたから、と、
大目に見るというのはよくないですね。
その事象で、正しく対処すべきです。

そのためにルールを作っているのですから。

いろいろな場面で、過去の実績を、
評価すべきときと、評価に入れるべきでないときがあると思います。

山本昌投手、まだまだ記録を作ってくれるかな。
その実績は、指導者になるのか(コーチ経験してますけど・・・)、
解説者などとしても活かされるでしょう。

そこは選手としてではなく河岸を変えての活躍です。
会社員も、そういうことがあってもいいと思うのですが、
まだまだ長く働くことが美徳のようですね~。
(特に「政府」にとっては。)

ではではまた~。

 

アロドラ人事労務サポートオフィス 下中 理栄子