株価乱高下? 景気で給料が変わるか?

こんにちは。
お値打ちコーナーのマンゴーを買ってみて、
美味しいけどそこまで価値を感じなかった、
東京港区の社労士 下中理栄子です。
お値打ち=見切り品の値段って微妙ですね。

 

政権が変わって、
いろいろ変わったことがありますが、
株価はものすごく上がりましたね。
はっきりいって、こんなに上がるとは思ってませんでした。
ちょっと調子に乗ってるんじゃないの~?!
なんて冗談めかして話していたら、
ものすごい下落したとかで、
ほれほれ~、とまたまた静観でした。

私は経済や金融はかなり弱いのですが、
こんなに上がりだす前に、
これこれこうなれば、景気がよくなって給料も上がります、
なんてよく聞きました。

そ、それは・・・
先に物価が上がりますし、
何の業績(会社も社員個人も)の関係なしに、
給料を上げるということは考えにくいです。

大きい企業では、物価上昇で給料も上がったりしたのでしょうが、
ある時期からそれも難しくなっているでしょう。

とはいえ、今回の政権では、
ちょっとお得意の、企業にお願い作戦で、
企業に給料アップを求めていく、ということがあり、
給料アップを表明された企業さんはあります。

体力があって、留保もそれなりにあるところは、
検討していただければ結構かと思います。

中小企業(ひとくくりでスミマセン)では、
そのような外の要因で、給料を上げるということは・・・
私は実際、考えることはないと思います
社員個人の業績や成長に合わせて、
見直しをしていくことは重要です。

成長がなければ昇給もない(降給もありうる)、
成長できるように働きかけることは大切だと思います。

ちなみに、全社員を○%上げる、という表明もありましたが、
せめてこれぐらい上げようか、と、
せっかくの昇給を、一律でやってしまうと、
人によっては社会保険料があがって手取りが下がった、
な~んてことが起こりかねません。

従業員の多くない会社様では、
単に賃金テーブルを作ってそれに合わせるだけではなく、
一人一人の給料をじっくりとケアすることも必要だと思います。
不公平は起こらないようにしないといけませんけど。

こういうことが起きれば給料があがって、
という単純な図で説明していたニュース番組も多かったですが、
株価がこんなに上がったり、景気指数もよくなったとか、
いろいろ言ってても、庶民が実感することは大抵ないですね。

政策ができて、
これすごいだろ~、と自慢しても、
いや、それを使える人ってほとんどいないから、
というものがよくありますが、
もう少し、現実的な策を講じるにはどうすべきなのか、
考えてほしいものです。
きっと、消費税を上げるためには、
数字を整えておかなければならないし、
これで条件はできたぞ、と言う感じでしょうか。

いろいろ混ざって結論なし。
いつものことですけどご容赦くださいませ。

ではではまた~。

 

アロドラ人事労務サポートオフィス 下中 理栄子