「デブは着るな」アパレルブランド どうぞご自由に。

こんにちは。
雨が降りそうだったので、久しぶりにバスに乗ったら、
運賃の払い方をすっかり忘れていて運転手さんに聞いた、
東京港区の社会保険労務士 下中理栄子です。
ちょっとの距離だったのに210円かかりました。(笑)

 

アメリカのアパレルの会社のCEOが、
「うちの服はデブには着てほしくない」と言ったらしく、
非難されているらしいです。
まあ、デブに限らずいろいろなことも言っているみたいです。

が、まあ言葉の選び方は丁寧でなかったにせよ、
これは・・・ある意味、当たり前のように思います。

デブに限れば、
7号・9号・11号・・・ぐらいしか売ってないお店は・・・
超普通ですよね。

わたくしは、デブでしかもちびなので、
その辺で普通に売っているお洋服を買ってそのまま着る、
ということはほとんどできません。

「おめ~みたいなデブには売ってやんね~よ。」
と、わざわざ言われなくても・・・
入る服が売ってないのでどうせ買いませんし、
そのことで、
「なんだよこの店は~!!!」
なんてことも思いません。
その店やブランドの戦略ですから、怒る必要もありません。

このCEOの発言というのが、
デブだけでなく、かわいいコとか貧乏人だとか人種だとか、
詳しくわからないけれどどうもいろいろあるようなので、
イメージ戦略としては間違いなのかもしれません。

とはいえ、
営利企業が、こういうターゲットで行く、というのは、
ものすご~く当たり前で、しかもやるべきことなので、
大きい騒ぎか小さい騒ぎかわからないけれど、
どちらもどうぞご自由に、ということにしておきます。

そんなわけで、
「こういうターゲットで行く」
という話ですが、
そのコンセプトを打ち出すためには、
社長なり会社なりの「理念」があって、
そのターゲットに共感してもらえて、
その売上なりが成り立つものだと思います。

で、その理念は、お客様に向けるのは当然ですけれど、
従業員に向けても発信すればよいわけです。
お客様にはいい顔を向けても、
従業員に「理念」とは別の顔を向けていては、
お客様へのメッセージもなかなか伝わらなくなります。

従業員なんて替えもきくしいつでも辞めてもらって結構、
と考えている社長様もいらっしゃるのですが、
(合わない場合は辞めてもらうのもお互いのためですが、)
もっと前に、どう進んでいきたいを考えないといけないですね。

従業員を大事にするのは、
自分(会社)のためだと思えばよいだけです。

抽象的になってしまいましたが、
採用するときは、間に合わせでなく、
じっくり取り組んでくださいね、というお話でした。

誰にでも好かれる必要もないし、それは無理というもの。

わたくしは、松田聖子さんが大好きですが、
好きなタレントでも嫌いなタレントでも1位だったことのある聖子さん、
すごいと思います。

ま、うまく表現する戦略も大事ですね。

結論ないまま、
ではではまた~。

 

アロドラ人事労務サポートオフィス 下中 理栄子