大相撲 蒼国来関「裁判」を経て復帰へ

こんにちは。
10時に出掛ける予定で準備をしていて、
リビングの時計を見たら11時だったので、
自分の腕時計(ソーラー)がまた止まったか?と思ったら、
リビングの時計が止まっていた、
東京港区の社会保険労務士 下中理栄子です。
ソーラー時計を止めてしまう「日陰の女」です。

 

大相撲で、いろいろと問題が起こり、
まだまだ解決に至っていないこともありますが、
少し(いろんな意味で)驚くことがありました。

以下ニュースより(2013/3/25 日経新聞記事より抜粋)

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大相撲の八百長問題で日本相撲協会を解雇された
元幕内蒼国来が、
解雇は不当として
力士としての地位確認などを求めた訴訟の判決で、
東京地裁(古久保正人裁判長)は25日、
解雇は無効と判断し、幕内力士としての地位を認めた。

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そして、相撲協会は控訴せず、
蒼国来は、名古屋場所(7月)での復帰が決まり、
稽古を開始したそうです。

一般の会社とは少々違いますが、
確かに・・・相当グレーなことと、
かなりの不公平感が付きまといました。

こちらの内容については置いておきますが、

「解雇」を争って裁判で勝っても、
元の地位に「本当に」戻るということは異例でしょう。
ただ、スポーツ選手で2年のブランクは相当きついでしょう。
もし本当に調査不足で、
その時間を奪ったとすれば、責任は重いと思います。

大相撲界で、
「解雇」と呼ばれる処分がもともと妥当なのかはありますが、
会社では、「解雇」や「退職」が最もトラブルの多い事例です。

これでもか、というぐらいに具体的な項目をあげ、
ルールとして決めておきましょう。
そして、決めるということは従うということ。
その時その時に悩まないように、
不公平にならないようにルールを決めるのですから、
人によって対応を変えないようにしましょう。

もちろんそこは一方的に決めつけず、
調査や、相手の言い分も聞くことが必要ですね。

蒼国来関は、29歳だそうです。
グレーはあっても・・・復帰するからには、
ブランクを跳ね返し、頑張ってほしいと思います。

ではではまた~。

 

アロドラ人事労務サポートオフィス 下中 理栄子