まるでサスペンストリック! ブラジル出勤偽装の話

こんにちは。
ローマ法王を決める会議を「コンクラーベ」と言うことに、
なんだかぴったりだと思って楽しくなった、
東京港区の社会保険労務士 下中理栄子です。

英語で「with a key」 の意味らしく(コンクラーベはラテン語)、
投票を行う枢機卿たちが部屋に閉じ込められるからのようです。

 

海外のお話ついでに、
ニュースであった、ブラジルの病院の出勤偽装の話について、
お話したいと思います。

ニュースの内容はこちらをご覧ください。
No.89 シリコーン指で出勤偽装—ブラジル【ニュースより】

サスペンスドラマでこういうトリックを使う話を
2回ぐらい見ました。
指紋を偽装するというヤツですね。

このブラジルの事件は、
首謀者(?)が、いわゆる「上司」なので、
パワハラの面もありそうです。

ただ、このような、
タイムカードなどを代わりに押すなどの行為は、
日常に起こりやすいもので、
仲間で組んだり、今回のように下のものに命令したり、
などをどう防ぐか考えておく必要があります。

これは「不正行為」であり、
懲戒の対象にもなるということを宣言しておきましょう。

私自身がオーエルの時の体験としては・・・
人事の人なので、タイムカードの入れ替え作業をしていたところ、
遅刻ぎりぎりに飛び込んで来た社員に、
「タイムカード押しといて~。」
と言われたことがあります。

「お~い、よりによってこの私に頼んでどうする!」
ということで、
当然にお説教が待っておりました。

つまりは、出勤そのものの偽装はかなり難しいでしょうが、
遅刻の偽装は方法的にも思い浮かぶ話ですね。

勤怠の管理の方法は会社様により様々で、
必ずしもタイムカードを使う必要はありませんが、
就業規則等には「自ら記録する」などの記載をしておきます。

「出勤した」ということではんこを押す、
という管理をされている会社様もおありのようですが、
こちらでは不備となりますので、
時間の管理まで行われますよう、改善をお願いいたします。

このあたりの経験談は、実はけっこういろいろあるのですが・・・
ちょっと世間様にはお知らせできないお話もありますので、
ご興味おありの方には・・・別途、そっとお教えいたします。

ではではまた~。

 

アロドラ人事労務サポートオフィス 下中 理栄子