「棒針あみ」(雑誌)から「配置転換」の話が浮かぶ

こんにちは。
「棒針あみ」という定期発行の雑誌のCMを見て、
なぜだかちょっと「うるっ」ときた、
東京港区の社会保険労務士 下中理栄子です。
動画を見てください、という場面を見たら・・・

「棒針あみ」という題名自体にもちょっと驚きましたが、
CM内で、「動画を見る」というやり方が出ていて、
「お~、写真だけじゃなくて、
動画で見ることができればわかりやすいぞ!」
と思ってなんだか感動してしまったのです。

編み物は、こう見えて(?)けっこう好きで、
あ~ゆ~、単純作業だけどけっこう集中力の必要な作業は、
ストレス解消というか、精神安定剤のような効果があるんです。
最近はさすがに時間がなくて出来ませんが。

とにかく、動画というのはすごいですね。

私がむかし、社労士の受験勉強をしてたころ、
一番のお役立ちは「CD-ROM」の問題集でした。
あの頃は画期的でした。
収録の量がすごいですからね。
自動的に集計もしてくれて、合格予想とかも出ますし。

それが今では、もう売ってもいないようですし、
時代は変わったな~、という感じです。

だいたい、私が大学生~就職した頃は、ワープロ専用機の全盛でした。
自分がこんなにPCを使う日が来ようとは、
思いもよりませんでしたね~。

そう、皆がPCを使うようになって、
ちょうどその頃に、
「納品書」という書類がありますが、
入力する、という仕事があったのですが、
それをず~っと同じ人が一人で担当していました。
ある時、システムの大きな変更があって、
担当者それぞれが「納品書」を入力ことになって、
ず~っと入力していた人は、仕事がなくなることになりました。

仕事がなくなるなんてびっくりですよね。。
でも実際に、こういうことは起こるんです

その、入力を担当していた人は、
システム部に配転になりましたが、
いわゆるキーパンチャー的な仕事でしたので、
システム的なことはほとんど知りませんでしたが、
それを機に勉強もされて、
システムの詳しい人になりました。

中には、新しい仕事をしたくない、
という方もいます。
でもそれももったいないと思います。

私自身も、配置転換(業務の変更)は何度もありました。

だいたいが、経理で採用されていたのにいろいろあって人事になり、
その時に社労士の資格を初めて知って(30歳ぐらい?)
いまじゃそれが高じて「社会保険労務士」ですからね。^^

会社では何か起こるかわかりませんし、
会社の方針や命令で、異動になることはよくあることです。
それをいちいち拒まれたのでは困りますよね。
(理不尽な異動を命じてはダメですよ?!)

就業規則には、
配置転換や転勤、出向などを命じることがある、
ということを明記しておきましょう。
その可能性があることを説明しておけば、
よほどの理由がない限り従業員は拒めません。

もしもその規定がなかったら、
いちいち同意を取らなければなりませんし、
命令を聞け! という、合理的な理由がありませんから、
拒否されてしまうこともあります。

なので採用の時から、その可能性に触れておくことは大事なのです。

なお、出向まではいらないんじゃない?
とおっしゃる社長様もいらっしゃいますが、
昨今は、小さな会社であっても、
ジョイントベンチャーなどの可能性もありますから、
出向という形式を使うことがあるかもしれません。
ぜひ明記しておいてくださいね。

それにしても「棒針あみ」は、
月々安いな、と思ったけれど、
全部そろえるとけっこうなお値段になってしまいそうです。
購入しようかどうしようか・・・悩み中です。

ではではまた~。

 

アロドラ人事労務サポートオフィス 下中 理栄子