B787の不具合に考えたこと

こんにちは。
帰りの電車がトラブルで運転取りやめていたので、
時間をつぶしていたらけっこうお買い物をしてしまった、
東京港区の社会保険労務士 下中理栄子です。
怪我をされた方も出た事故があったようです。

 

今日は移動中に、
飛行機、B787が緊急着陸したというニュースを見て、
前の日にも話題に上っていたので、夫にお知らせメールをしました。
「またあったみたいだよ~。」ぐらいのつもりだったのですが、
今日は出張で、
乗る予定だった飛行機がB787だったため、
緊急点検のため飛ばないことになり、
うまく前の飛行機に変更できて無事に目的地についたとのこと。
いろんな意味でほっとしました。

今日のトラブルのニュースには、
もっと前の・・・事態を重くみた両国は、調査に乗り出した、
とありますが、
その間も通常に運行していたことには疑問が残ります。

私もB787に乗ったことがあります。
窓の色が変わるんだよ、
と教えてもらってすごいなと思ってましたが、
その後、割と小さいトラブルがいくつかあったと思っていたら、
最近連続していろいろあり、大きなトラブルも出てきて
どうなっているんだろう、と話題にしていたのです。
今日は緊急着陸で脱出の事態となり、
けがをされた方もいらっしゃったようです。

新しい機械というのは割とトラブルがあるものだそうです。
とはいえ、命に直結ですから・・・
もっと早い対策をすべきだったのでは、と思います。

今回は新しいタイプの導入なので、
ちょっと観点は違うのですが、
昔の、飛行機墜落事故のことを思い出しました。
少々古くなった飛行機で、金属疲労などがあったわけですが、
実は、乗務員の方は、
「なんだかおかしい」と感じていたのだそうです。
そういう声を上げる体制というのが難しかったのでしょうか?

関連で思い出したこと。
メガバンク同士が一緒になって、
さあやるぞという時に、システムのトラブルが起こりました。
この時も、
現場レベルではトラブルが予想できていたのに、
上には上がらず、結局多くのお客様にご迷惑をかけ、
一体どこを向いているのか・・・というところです。
(しかもこちらはこんな経験があったにもかかわらず、
再度大きなシステムトラブルを起こしました。)

社長様、
社員が報告をきちんとできる環境になっていますでしょうか?
なあなあではなく、優しいという意味でもなく、
仕事としてしっかりと。

よく、なんだか機嫌の悪い社長様、いらっしゃいます。(笑)
社員からみて、
こんなこと言ったら怒られるかも、とか、
社長の気分にムラがある(顔色を見ている)、とか・・・

そんな状態が続くと、
いい情報も悪い情報も上がってこなくなり、
問題が大きくなってから発覚したり、
残念ながら不正が行われている、ということもあります。

仕事には厳しくて当然ですが、
受け入れられる社長に期待します。

なお、安全に関することや、もちろん仕事に関することでも、
こんな時には報告すること、
というようなことも、就業規則に入れておいてくださいね。

それにしても・・・いつも安全第一と言っているのですが・・・
早く原因がわかって、
安全に運行していただけるように祈っております。

ではではまた~。

 

アロドラ人事労務サポートオフィス 下中 理栄子