「ゴミはゴミらしくして捨てなさい!」の教訓

こんにちは。
よ~やく確定申告が終わったので、
ご褒美に一人カラオケと思ったのですが、
満室で断られてしまった、
東京港区の社会保険労務士 下中理栄子です。
平日なのに一杯なんですね~。w(゜o゜)w

最後はちょっと追い込んで「ががっ」とやってたので、
けっこうな書類の山が残っております。

そんな中・・・
昔のことをちょっと思い出しました。
(多少アレンジが入っております。)

 

オーエル時代、
同僚(先輩)のFさん、
いつもお仕事もしっかりしていらっしゃるし、
お世話になっていたのですが、
ちょっと気になっていることがありました。

私は後輩にはよく言ってましたが、
気になっていたので、先輩だけれど、
Fさんにもよく言っていたのです。

「ゴミはゴミらしくして捨てなさい」

もちろん、重要な書類は、
シュレッダーにかけたり溶解のサービスを使ってたりしてましたが、
日常、そ~でもない書類をゴミ箱に捨てるとき、
私は大抵、かなり小さく破って捨てます。
それはゴミ袋に入れやすいから、という理由もあるのですが、
他にはまあ、くしゅくしゅに丸めて捨てるとか・・・
その方によっていろいろですが、
私の「ゴミらしくする」というのはそういう、
破ったりくしゅくしゅにするということです。

Fさんは、あまり気にせず、
書類をそのままゴミ箱に捨てていました。
A4の紙ならそのまま・・・けっこう綺麗な状態で捨てるのです。
何がよくないかを考えていたわけではないのですが、
感覚的にものすごく気になっていた、というか・・・嫌でした。

ある日、事件は起こりました。

Fさんが、
「書類が一枚無くなった!」
ということで、けっこうな大騒ぎになったのです。
総務経理の面々、総動員で探すことになりました。

そして・・・
自慢じゃないですが、わたくしが発見しました。
ふと、もしかして・・・と思って、
ゴミ箱を覗いたのです。

ありましたよ~。
綺麗な状態のA4の書類。
しかも他の、ゴミとおぼしき何枚かの「綺麗な書類」に紛れていたのです。

机に載せていた書類が滑り落ちて、
偶然にもゴミ箱に入ってしまったのだと思います。
Fさんの足元のゴミ箱の中という、マサに灯台もと暗しのような話です。

わたくし・・・ちょっと切れました。

「だからいつもゴミはゴミらしくしなさいって言ってるでしょう~~~!!!」

もしも、ゴミをゴミらしく捨てていたら、
綺麗な用紙が一枚ゴミ箱に入っていたら、
すぐにおかしいと気付いたのではないかと思います。
必ずこうなるとは限りませんが、
結果として、他のみんなの貴重な時間を奪ったわけです。

少し話は違いますが、
仕事の時間の中で、
「探し物をしている時間」というのがとても多いことがわかっています。
書類の整理とか、机やキャビネットの整理は、
無駄なように見えて実はきわめて重要なのです。
あるべきところに、ものを整理することは、
仕事の効率アップ、各種ストレスの軽減、
ついでにいうと、残業・残業代の削減に繋がったりもします。

書類が滑り落ちて下に落ちてしまったというのも、
実は、机にけっこう物や書類が載っていたことも原因の一つです。

しょうもないと思えることでも、
実は労務管理であったり経費削減策であったりします。
ぜひ、周りを確認してみてくださいね。

ではではまた~。

 

アロドラ人事労務サポートオフィス 下中 理栄子

「飲酒強要をパワハラと認定」判決下る

こんにちは。
若いときには記憶がなくなるほど飲んでも
次の日は平気だったのに、
少々飲むとその時は平気でも次の日が二日酔いになってしまう・・・
東京港区の社会保険労務士 下中です。
全盛期は24~25歳ぐらいだったでしょうかね。

わたくし自身はまあまあ・・・お酒は飲める方ですが、
お酒が強くない、飲めない、という方に対しては、
かなり気を配るタイプです。
いろいろな経験をしましたし、
仕事の延長の宴会でも、微妙なことにも遭遇しています。

よろしければ以前書いたブログ記事もご覧ください。
「とりあえずビール(とりビー)」はパワハラなのか?! [2012.12.07]

 

今般、飲酒強要などのパワハラを受けたとして、
ホテル運営会社の元社員が、
同社と元上司に損害賠償などを求めた訴訟の
控訴審判決があり、
東京高裁は、一審判決を変更して飲酒強要を不法行為と認定し、
損害賠償の支払いを命じました。

ニュース記事入りのコラム記事はこちらをどうぞ。
No.86 飲酒強要で「パワハラ」認定 東京高裁が賠償命令【ニュースより】

後追い記事を見ると、
裁判長は、
「元社員が少量の酒を飲んだだけで嘔吐しているのに、
元上司が『吐けば飲める』と言って執拗に酒を強要したと認定した」
ということで、
(2013.02.28「夕刊ガジェット通信」より)
練習すれば飲める、吐けば飲める、
というのはよく言われることですが、
事実ではありません。
事実ではありませんよ!!!

この元上司は他の行為でもパワハラが認定されていて
複合的な要素もあるため、
この飲酒強要だけ見ると
「大したことではない」と思う方もあるかもしれませんが、
飲酒の強要は、実はほんとうに怖いものです。

コラムにも少し書きましたが、
一時期、学生の「一気飲み」の強要で問題が多く起こり、
命を落とす方まで出てしまいました。
その時に、お酒にも「致死量」がある、ということがわかったのです。
強要すると、命を落とすことがあるということです。

従業員を大切にするということは、
会社を大切にし、発展させる基の基です。
言い方は悪いのですが、
わたくしは、従業員の側に立っているのではないのです。
常に社長様の立場として、
ご自身を守るために、
注意を払っていただきたいと思っています。
特に、管理職教育が大事です。

そんな酒浸りの日々を過ごしていたこともあるわたくしですが、
スマートな飲み方も知っています。
自身の適量を知り、他の方にも気を使って、(笑)
楽しい宴席でよいコミュニケーションを取れるようにしたいものです。

結論がない気もしますが・・・
本日はこれぐらいで。

ではではまた~。

 

アロドラ人事労務サポートオフィス 下中 理栄子

「棒針あみ」(雑誌)から「配置転換」の話が浮かぶ

こんにちは。
「棒針あみ」という定期発行の雑誌のCMを見て、
なぜだかちょっと「うるっ」ときた、
東京港区の社会保険労務士 下中理栄子です。
動画を見てください、という場面を見たら・・・

「棒針あみ」という題名自体にもちょっと驚きましたが、
CM内で、「動画を見る」というやり方が出ていて、
「お~、写真だけじゃなくて、
動画で見ることができればわかりやすいぞ!」
と思ってなんだか感動してしまったのです。

編み物は、こう見えて(?)けっこう好きで、
あ~ゆ~、単純作業だけどけっこう集中力の必要な作業は、
ストレス解消というか、精神安定剤のような効果があるんです。
最近はさすがに時間がなくて出来ませんが。

とにかく、動画というのはすごいですね。

私がむかし、社労士の受験勉強をしてたころ、
一番のお役立ちは「CD-ROM」の問題集でした。
あの頃は画期的でした。
収録の量がすごいですからね。
自動的に集計もしてくれて、合格予想とかも出ますし。

それが今では、もう売ってもいないようですし、
時代は変わったな~、という感じです。

だいたい、私が大学生~就職した頃は、ワープロ専用機の全盛でした。
自分がこんなにPCを使う日が来ようとは、
思いもよりませんでしたね~。

そう、皆がPCを使うようになって、
ちょうどその頃に、
「納品書」という書類がありますが、
入力する、という仕事があったのですが、
それをず~っと同じ人が一人で担当していました。
ある時、システムの大きな変更があって、
担当者それぞれが「納品書」を入力ことになって、
ず~っと入力していた人は、仕事がなくなることになりました。

仕事がなくなるなんてびっくりですよね。。
でも実際に、こういうことは起こるんです

その、入力を担当していた人は、
システム部に配転になりましたが、
いわゆるキーパンチャー的な仕事でしたので、
システム的なことはほとんど知りませんでしたが、
それを機に勉強もされて、
システムの詳しい人になりました。

中には、新しい仕事をしたくない、
という方もいます。
でもそれももったいないと思います。

私自身も、配置転換(業務の変更)は何度もありました。

だいたいが、経理で採用されていたのにいろいろあって人事になり、
その時に社労士の資格を初めて知って(30歳ぐらい?)
いまじゃそれが高じて「社会保険労務士」ですからね。^^

会社では何か起こるかわかりませんし、
会社の方針や命令で、異動になることはよくあることです。
それをいちいち拒まれたのでは困りますよね。
(理不尽な異動を命じてはダメですよ?!)

就業規則には、
配置転換や転勤、出向などを命じることがある、
ということを明記しておきましょう。
その可能性があることを説明しておけば、
よほどの理由がない限り従業員は拒めません。

もしもその規定がなかったら、
いちいち同意を取らなければなりませんし、
命令を聞け! という、合理的な理由がありませんから、
拒否されてしまうこともあります。

なので採用の時から、その可能性に触れておくことは大事なのです。

なお、出向まではいらないんじゃない?
とおっしゃる社長様もいらっしゃいますが、
昨今は、小さな会社であっても、
ジョイントベンチャーなどの可能性もありますから、
出向という形式を使うことがあるかもしれません。
ぜひ明記しておいてくださいね。

それにしても「棒針あみ」は、
月々安いな、と思ったけれど、
全部そろえるとけっこうなお値段になってしまいそうです。
購入しようかどうしようか・・・悩み中です。

ではではまた~。

 

アロドラ人事労務サポートオフィス 下中 理栄子

徳永英明さんのリーダーシップ考察

こんにちは。
最近、新橋駅での銀座線乗り換えに慣れてきて、
あまり迷わなくなった・・・
東京港区の社会保険労務士 下中理栄子です。
地下と地上の構造?がだいぶ分かってきました。遅い。

 

最近少々堅い話になったので、
今日は割と・・・優しいお話にしたいと思います。

ちょっと前になりますが、
歌手の徳永英明さんのものまねをする、
「英明(えいめい)さん」の紹介の記事を読みました。

私は徳永英明さんが好きで、
真面目に「徳永英明になりたい」と思ったことがあります。
(歌い方です。私は熱唱系なので・・・憧れます。^^)

そんな徳永英明さんのものまねをされる「えいめいさん」について、
(ややこしいので「えいめいさん」はひらがなにします。)
徳永英明さんご本人が、ブログで取り上げたという記事でした。

そのブログ記事が、
ある種のリーダーシップ論だな、と思ったので、
こちらでご紹介したいと思います。

リーダー像は、これが正解とか一番、というのはないですが、
自分が目標になる、見本になる、というのは、
基本中の基本だと思います。
徳永英明さんの愛あるお言葉と姿勢、
とても素敵だと思いました。

そのまま読んでいただいて感じていただければと思いますので、
本日はこの辺で。

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英明(えいめい)君
2012/12/26
昨夜なにげに、ものまねグランプリを観ていた
すると英明という僕のモノマネをする男性が
時代を歌っていた

僕のものまねをする人を何人か知っているけど
英明君は僕の額から抜けるような高音を
うまく捉えているなーと感心した

(この表現分かりにくいですかね?)

結果、英明君の優勝!
司会の名倉君も言っていたが
徳永英明のものまねだけで優勝したんやぞ!って

昨夜、英明君が優勝を勝ち取った瞬間
僕は鳥肌がたっていました!

ものまねの世界は大変な世界だと思いますが
良ければ今後も徳永英明を究めていってください!

また、英明君が今後も輝き続けられるように
本家も精進して、あなたがものまねをしやすいような環境を
作っていかなければと思いました!

優勝、おめでとうございました!

徳永英明

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ではではまた~。

 

アロドラ人事労務サポートオフィス 下中 理栄子

明石歩道橋事故 終止符か。元副署長免訴。

こんにちは。
夕食が遅くなりそうだと、
スーパーのプリンアラモードをつい買って食べてしまう・・・
東京港区の社会保険労務士 下中理栄子です。

 

今日も事故の話になり恐縮です。

2001年7月、兵庫県明石市の花火大会で起こった歩道橋事故で、
強制起訴された明石署元副署長に「免訴」を言い渡した、
というニュースがありました。
(神戸地裁)

内容については、多岐に渡ってしまうので涙を飲んで割愛し・・・
ちょっとだけ近い、私の体験談を書いてみたいと思います。

この歩道橋事故の話を聞いた時、
その状況というのが想像できました。

京都に住んでいた時のこと、
京都には「祇園祭」という、皆さんご存知の行事がありますが、
「祇園祭」という名の付くお祭りは全国にあるそうで、
ある年、その中のいくつかが、京都は祇園に集まる、
というイベントがありました。

夕方だったのですが、
八坂神社方向に「四条大橋」のガードレール内を渡っていましたが、
(歩行者天国で、道の中心も人がいっぱいでした)
とても人が多いな~、と思っていると、
なんだかどんどん人が増えていつの間にか身動きできない、
どころか周囲からどんどん押されて押しつぶされそうな状態に・・・

悲鳴や怒号が飛び交っているのですが、
橋の外からはそんな混雑になっているとは気付かれず、
両方からどんどんどんどん人が入ってきます。

幸い、道の真ん中の方から手を引っ張ってくれる方があって、
ガードレールを乗り越えて、
なんとか空間のある状態に抜けられました。
その頃にはおそらく、通行に制限がかかって、
少しマシになっていたのだと思います。

いつもの「祇園祭」では、
多くの人が集まりますが、これほどの集中はありません。
「祇園祭」の人出は、
東西約3Kmほどの間に分散されるからと考えられます。
この全国から祇園祭が集まったイベントは、
祇園のほんの狭い一角(おそらく300m程度)で行われ、
人出が集中したのだろうと考えられます。

完全に、予想していなかった不手際だと思われますし、
予想しておいてほしかったです。
ほんとうに怖かったのです。

明石の歩道橋の事故では、
写真や映像を見る限り、
どこにも逃げるところがありませんでした。
あのガードレール内の混雑混乱を大きく通り越し、
死者11名、重軽傷者247名という大惨事となったわけです。

この明石の歩道橋事故では、
いろいろな不備が指摘されましたが、
警察の対応や警備計画の問題点が明らかになりました。
責任逃れの発言までありました。
実際には、この責任逃れのために、
混乱の「原因」と指摘した人々が、
惨事の通報、歩道橋への群衆流入の阻止、救急の要請、
に尽くしたとも言われています。

本当に悔しい、残念な事件です。

ここから考えることは、
やはり、準備や計画が大切だということです。
各方面にアンテナを張り、仮説を立て、
シュミレーションや最悪の事態への対応を考えなければなりません。
リスクマネジメントとも言えるでしょう。

誰もがわかるようにしておくこと、
ルールやマニュアルも大事だと思います。

会社の中では、こんな無責任な管理者にならないよう、
十分に考える必要があります。
会社には「安全配慮義務」があります。
あらゆる想定も行って、
従業員も、自身が安全に配慮することが当然と思うように、
ともに活動していくように願うばかりです。

ではではまた~。

 

アロドラ人事労務サポートオフィス 下中 理栄子

自動車運転裁判の故意・過失判断に注目

こんにちは。
つい最近まで、コーヒーのミルクのことを、
「フレッシュ」と言っていたけれど、
それがどうも関西限定の言い方と知ってショックを受けた、
東京港区の社会保険労務士 下中理栄子です。

 

京都亀岡で起こった、
無免許・居眠り運伝で10人が死傷した事故の、
判決が言い渡されたようです。

現在の状況では、危険運転致死傷罪は適用されず、
自動車運転致死傷罪ということになり、
少年であるということもあり、
懲役5~8年の不定期刑とのことでした。
弁護士さん等のコメンテーターさん達の予想通りでした。

今回は、
無免許ではあっても、よく運転していたから危険じゃなく、
居眠りは故意ではなくて過失だから危険じゃないそうです。
(単純化しててすみません。)

以前に起こった飲酒運転事故では、
お酒は飲んでいたけど酩酊というほどではなくて判断能力があった、
ということで危険運転は適用されなかったこともありました。

ものすごく理不尽ですよね。
ただ、今の法律ではそう判断するしかないということです。

無免許であっても、既に運転ができる人、というのはいると思います。
私は高校生のころ実はバイク通学だったのですが、
試験に合格したあとに運転講習を受けに行ったところ、
講師の方が、まず、
「レベルの違いがあると教えるのが大変だから、
いつも乗っている者は、『怒らないから』こちらに来てください。」
と言って、
それなりに乗ることができる男の子たちを分けました。

私はその時、はじめてバイクに乗りました。
その講習で、ものすごく乗れるようになったわけではなく、
その後もかなり練習しましたが、
そのような状態でも確かに「免許を持っている」のですが、
事故を起こしたら、
運転技術が未熟ということで危険運転になるということでしょうね。

かといって、車の場合は普通、教習所等にも行ってるわけですから、
それなりに運転技術がある人に免許を与えているはずだし、
無免許でも技術があれば認められるというのは、
(道路交通法違反ですが)
なかなか納得はいかない話です。

居眠り運転も、過失といいますが、
自分があまり寝ていなかったことはわかっているはずだし、
その状態で運転したことが「過失」ですか?
眠くなったら休みなさい、というのが当たり前ですし、
わかっていて運転したらやはり「故意」じゃないの?
と思ってしまいます。

会社の就業規則でも、
「過失」「故意または重大な過失」
という判断で、懲戒の程度を分けているのが普通です。

悪意がある場合は問題外ですが、
過失、重大な過失が起こらないように、
ルールを決めたり指導することが大切です。
過失も繰り返すと故意となることもあります。
(長くなったので、このあたりはまた別の機会にします。)

犠牲になられた方々のご冥福をお祈りします。
闘われているご遺族の方々もあります。
普通の感覚で考えることができる法律になってほしいです。

ではではまた~。

 

アロドラ人事労務サポートオフィス 下中 理栄子

コミュニケーションは「仕事」から生まれる?

こんにちは。
ランチ会でステーキを食べたことは夫に内緒で、
その日の夜もステーキを出した、
東京港区の社会保険労務士、下中理栄子です。

 

今でこそ・・・お出逢いは財産ですから、
ランチ会も懇親会も有意義に楽しんでいるわたくしですが
(ランチお誘いお待ちしてま~す。^^)、

オーエルの頃は、
ランチは原則一人、宴会は苦痛、
社員旅行は拷問(笑)、という感覚でした。

同僚と食事に行くこともありましたが、
かなりまれでしたし、

よくコミュニケーション→飲みにケーションなんて言いますが、
あ~んまり重要だと思っていませんでしたね。
かといって、コミュニケーションは取れていましたし、
たまには面白いことも言って気を遣ったりもしてましたし、(笑)
何より「仕事すること」がコミュニケーションの基本だと思ってました。

プロスポーツであれば、
目指す方向が一緒であれば、
ことさらに「チームワーク」を強調しなくても、
「チームのため」に行動する、と思うのですが、
考え方の根底は同じだと思っています。

飲みにケーションとは別ですが、
会社内で、「仕事ではないお話の時間」ができていることがあります。
就業時間の前や後に自主的に集まったりするそうです。

個人的には・・・
社内で、仕事ではないけど(つい)仕事に関連したお話をする、
というのはあまり賛成できません。
そういう場には自然とリーダーが出来てきますし、
断れない雰囲気になったり、労働との区別が難しくなったり、
ほんとうに残業したい人もいるでしょうし。

時間にはスパッと厳しくして、
労働との区別をしっかりして、と考えて、
「仕事が終わったらさっさと帰る」
ということを就業規則に決めることをおすすめしています。

限られた時間の中で仕事を仕上げる気持ちは大事です。
残業は、会社が命じるもので勝手にするものではない、
ということが基本ですが、
そのまた前に遡って、
就業時間で終わるように努めることも大事になると思います。

コミュニケーションは仕事で&社外で(最低限→ランチ可)。
そんな考え方はいかがでしょうか?

ではではまた~。

 

アロドラ人事労務サポートオフィス 下中 理栄子

監督のパワハラだけではなかった・・・柔道女子の告発。

こんにちは。
あるCMを初めて見て、
「え、犬のお父さんが人間に戻れたの?」
と、真剣に思ってしまった、
東京港区の社会保険労務士 下中理栄子です。
SBではなくB・・SのCMでした。^^ゞ

 

思い切り話は変わって。
先日から(私の)俎上に乗っている、
柔道女子選手の、
監督によるパワーハラスメント(パワハラ)問題について。

柔道の女子選手が連名で、
監督の暴力、言葉の暴力などを、
全日本柔道連盟(全柔連)に訴え、
ダメだったので更にJOCに訴えた、というもので、
厳しい練習ならおそらく当たり前に行っているであろう、
柔道の選手たちが訴えるのは・・・
よほどのことだったのだろうと思いました。

最初に聞いた時には、既に、
監督に対しては注意等あったものの、
(しかも2回目らしい)
全柔連は、監督を任に留めたという報道で、
この時点で、監督は辞めることになるだろうな、
という予想はしていましたし、
その後やはり辞任(進退伺→認められる)となりました。

が、そのまた後に、
女子選手たちの弁護士の記者会見が開かれ、
(弁護士については突っ込みません)

「ひとり前監督の責任という形をもって、
今回の問題解決が図られることは、
決して私たちの真意ではありません。」

という、組織・体制への告発も含む文書が公表され、
経緯や思いが伝えられました。

そして、文書中で「前強化委員会委員長」とされた氏が、
辞任となりました。
ちょっと・・・
「私の監督不行届でお騒がせ・・・」
って、違うやろ~、と一人テレビ見ながら突っ込みましたが・・・。

まだまだ改革にはほど遠い感じがします。

彼女達はスポーツで、
世界にも行くようなすごい人たちだと思いますが、
難しいのは、実際「アマチュア」だということです。
組織に選ばれて、組織や上に逆らえば、
強化選手や代表選手からはずされるかもしれない、
と思って、かなりの期間、我慢してきたのでしょう。
オリンピックはプロも入ってきて変わってきていますが、
競技によってかなり違うようですね。

プロというわけではありませんが、
オリンピックでの、
水泳の選手たちと、柔道の選手たちの・・・
雰囲気をつい較べてしまいました。
その違いは明らかです。
見ていて、確かに組織に問題がありそう、と思えました。

そして、プロとの契約ではない組織・・・
会社組織でも同様の問題が考えられます。
(仕事をする上では従業員も当然プロですが、契約という意味で)

実際のところ、
トップのパワーハラスメント(パワハラ)というのはあります。
が、そこは、もう「合う合わない」の問題で、
合わなければ、合わせるか辞めるかしかありません。
(もちろん、そんな問題のない「いい社長」でいてください。
⇒単なる優しいとか甘いという意味ではありませんよ。^^)

問題なのは、やはり管理職クラスによるものでしょう。
今回のケースでいえば、
課長や部長&
言葉はあまりよくないですが「雇われ社長」でしょうか。
「雇われ社長」でありながら悪の権力を行使するなんて・・・
私的には言語道断、あってはならないと思います。
(ちょっと表現が悪くてごめんなさい。しかももっと下かな。)
そして課長や部長クラスが、
上から圧力があったことを下にぶつけてしまった感じ。

その組織、団体、もちろん会社も、
その目的・理念・ビジョン・・・それはなんでしょうか?
柔道の彼らで言えば、なんのために指導するのか、
どこか途中から、目的が変わってしまったのでしょうね。
彼らが自分のことしか考えず、保身にも走り、
というところでしょうか。

トップが、会社の理念、思いを伝えることが、
やはり大切なのだと思います。

その上でルールを作る、運用をチェックする機能がある・・・

会社であっても他の組織であっても、
人が集まったら、
どんなチームであっても、何かしら問題も起こりますが、
向かう先を決め、進んで行きたいですね。
特に創業期、小さい会社では社長のリーダーシップと
右腕左腕の育成や教育が重要です。

なお、パワーハラスメント(パワハラ)の禁止は、
就業規則にももちろん規定します。
「職権などの立場を利用して業務上の適切な範囲を超えて、
他の、個々の従業員の人格を無視した言動や強要—」
を禁止します。
また、相談窓口を設け、
受けた人だけでなく目撃した人も相談できるようにし、
相談を受けた人(部署等)は、機密事項として扱う、
ということも規定し、実施するようにしましょう。
(セクシャルハラスメント(セクハラ)も同様に相談窓口を設置)

ある海外の柔道選手へのインタビューを
ニュースでやっていましたが、
もしもこのような暴力・暴言などを受けたら、
「公的機関に訴える」と言っていました。
それ以前に、こんなパワハラは考えられない、
ということも言っていました。
日本の柔道界はやはり、閉鎖的な感じがしますね。
そういえば、大相撲でも同じようなことがありましたね。
しかしあちらは本来プロスポーツなので、
少々毛色が違う・・・はずなのですが。

まだまだ言い足りない感もありますが、
この辺にしておきます。

ではではまた~。

 

アロドラ人事労務サポートオフィス 下中 理栄子

AKB峯岸さんの案件から就業規則の考察

こんにちは。
オーエルの頃に、社内の噂に超うとかった、
東京港区の社会保険労務士 下中理栄子です。
わが道を行くだった、ことにしておきましょう。

 

すみません、こんな題名にしてしまって。
気にされる方は申し訳ございません、
批判する等は一切ございませんのでご容赦ください。

あまり詳しくはないのですが、
峯岸さんの謝罪の様子はインパクトがありました。
謝罪の仕方としてよく言われること(リスクマネジメント的)
で言えば、
「お騒がせしたこと」への謝罪に違和感がありますが、
気持ちとか思惑とか、
複雑なところでしょうから突っ込みません。

彼女の謝罪とは全く関係なく、
ルールという点で、
つい「就業規則」の場合を考えてみたので・・・
書かせていただきました。

会社内で、
本音では恋愛禁止としたいのはやまやまだけど、
という社長さんはいらっしゃると思いますが、
まあそれはなかなか難しいでしょうね。
それどころか(?)
不倫だとかなんだとかでも、
禁止とか・・・
そこは会社がとやかく言うことではないです。
基本、大人ですからうまくやってください。
(不倫どうぞと言ってるわけではないですよ。(笑))

しかしながら、
会社のルールとして、
「会社の秩序や風紀を乱した場合は懲戒」
というようなことは決めておくことができます。

なんらか感情が起こった時に、
仕事がおろそかになったり、
他人に迷惑をかけたり、
目に余る行動があったり、
うまくいかなくなってトラブルになったり・・・(??)
セクハラと変わりないですよね。

もちろんすぐに解雇はできませんが、
大抵は他人に迷惑をかけていますから、
注意をすることが大事です。
繰り返したり改善しないようであれば、
懲戒や解雇もあり得ます。

懲戒や解雇の規定は、
想定されることを記載して、
「その他前各号に準ずる行為があったとき」
としておきます。
通常は、情状により懲戒の程度を減ずることができるとしますが、
個人的には、
不公平がないように取り扱っていただきたいと思います。

触れないと思いつつ、ちょっとだけ。
恋愛禁止のルールは、
まあ営利ですし民民の契約なので、
どんなルールを決めようと自由ですが、
どうも、それを破った時の不公平感があるようですね。
このルールの決め方であれば、
破った場合は公平に「クビ」であるべきでしょうし、
そんなに守れないことがあるルールを決めるのはどうか、
というのはあると思います。
ま、そこも戦略でしょうから、言うのも微妙ですが。

それが会社のルールであれば、
何か問題があったときに、
その処分を決めるのは「社員」ではないし、
「取引先」でもないでしょう。
ただ、「取引先」に好評=会社に貢献できる社員、であれば、
情状もあるかもしれませんね。

会社でもそうであれば、
まして営利の契約なので、
人気があったりすると、
情状があってもおかしくないのかもしれません。

ただまあ・・・
若者たちをあまり振り回さないでほしいなと・・・
秋さんとそれほど年齢の変わらないワタクシは思います。
(その奥様とは同い年です。)

再び会社の就業規則の話に戻って。
ルールがなくて「不公平感」を感じることは
非常にストレスですから、
そのために「ルール→就業規則」を決めるのだともいえます。
そして運用面でも、
ダメなことはダメ、でよいのではないでしょうか。
もちろん、ルールは懲戒のためではなく、
前向きにお仕事してもらうためにあるものです。

ではではまた~。

 

アロドラ人事労務サポートオフィス 下中 理栄子

恩師からの年賀状 後日譚

こんにちは。
ひらめの薄づくりに挑んで、なかなかやるじゃん?!
と自画自賛している
東京港区の社会保険労務士 下中理栄子です。
下中家の日曜の夕食の7割はお造りです。^^

 

今日は、ちょっとびっくりなメールをいただきました。
1月15日に、
恩師(小5の時の担任の先生)から
年賀状をいただいたという記事を書いたのですが、
お正月に先生を訪ねた、という同級生の男の子(って46歳)
からです。

1月15日 恩師からの年賀状
前後どちらかわからないけれど、
そのブログの記事も読んでくれたようです。
超照れますねえ。^^ゞ
こういうのって現代ならではですね。
知らせたわけでもないのにメールをいただくなんて、
すごい便利なことですよね。

先生のことを82歳と書いたのですが、
81歳とのことです。
あはは。やっちまいました。
ちょっと心配していたのですが、
パワフル満開だそうです。

実は年賀状に感激して再お返事しようと思ってたのですが、
ブログを書いたらなんか安心してそのままに・・・
またおはがき書こうと思います。

その彼からは、
昨年のプチ同窓会(中学)の写真と名簿をいただきました。
なんだかほんとにびっくりです。
感謝感激です。

そしてもうひとつ、
小学1年と2年の担任だった先生の近況も教えてくださいました。
98歳だそうです。w(゜o゜)w
足はお悪いようですが、新聞は全部眼を通されるそうです。
恐るべし。教師天職の方々!

それにしても・・・
同級生も県内にいる方が多いのもあってか、
同窓会もよくされるようだし(写真には先生のお顔も!)、
先生方とも・・・
そんな交流を持っている彼、彼らが素晴らしい。^^
地元密着というのもアリなんでしょうね~。

なんだかこんな歳になってきたせいか、
故郷が懐かしかったりしますね。
みなそれぞれにいろんな事情や生活がありますが、
それぞれがそれぞれに・・・頑張っていきたいものです。
(なんか・・・某女優さんの古い記者会見みたい。
わかった貴殿はご名答!!)

ではではまた~。

 

アロドラ人事労務サポートオフィス 下中 理栄子