サッチャー元首相ご逝去—初の女性〇〇考

こんにちは。
みかんを2袋買って、
ちょこまか2品追加してお会計したら
1,700円と言われて驚き、レジの金額を凝視していたら、
店員さんが気付いて内訳を説明してくれた、
東京港区の社会保険労務士 下中理栄子です。
みかんが1袋598円でした。季節の変わり目です。

 

壮大なテーマを選んでしまいました。
イギリスの、サッチャー元首相が亡くなられたそうです。
確かに、ご病気とかいう噂もお聞きしていました。

首相になられたのは私が中学生ぐらいだったので、
だいぶ前ではありますが、
大変印象に残っています。

私はだいたい選挙が趣味というぐらいの人なのですが、
今日はニュースでいろいろな方のコメントを聞いたりして、
とても面白く拝見いたしました。

賛否両論というか・・・世論を二分、だったそうです。
そういう中に自分の考えを貫いたというのは
すごい方だったんだろうなと思います。
いろいろ業績などを見ると、
わたくしといたしましては、共感できることが多いです。

女性の政治家で有名な方々というと、
どちらかというと革新系の方が多い気がしますが、
保守党の党首で、英国初の女性首相ということで、
女性としてどう、という注目もあったことでしょう。

初の女性〇〇というのは今でもやはり話題になります。
確かにそれも話題になっていいのですが、
「女性だから〇〇」「男性だから〇〇」だけでは・・・
解決しないことも多いと思うのですが、
やはり人間とらわれがちです。

これが、男性に多いのかと思いきや、
実は女性でも「とらわれている」方は多いです。

いろいろな仕事をしてきて、
「初の女性〇〇」となるまではいってないのですが、
会社にしろ社会にしろ、
働きたい女性、頑張りたい女性をどう扱ってよいのか、
そんなことは考えてない、ということは多かったですね。

一時期とても凝って
著書をたくさん読ませていただいた有名な方も、
しばらく読んでいると、
その方が頑張れと言っている対象に、
女性は含まれてないなと思ったり、

転職の時にとてもお世話になった方と、
さんざんお話したあげく、
「頑張ろうと思っている女性を扱ったことはないんですね」
「そうだね」
的な会話になったり。

「女性である」というと、
優しさとか細やかさに期待?される方が多いと思いますが、
(もちろんそれは素敵だけれど女性だからってこともないよね)
そういうことにばかり期待するのではなく、
関係なく、
その人の考え方や行動をそのまま評価して欲しいかなと思います。

おこがましくも
自分の話ばかり出てしまいスミマセン。

サッチャー元首相、
(どういう敬称にすればよいのかわからなくてごまかし)
賛辞として「鉄の女」とお呼びしたいと思います。
でも実はもう一つ、憧れていたことがあって、
子供さんが男女の双子さんなんですよね。

ご冥福をお祈り申し上げます。

ではではまた~。

 

アロドラ人事労務サポートオフィス 下中 理栄子

大相撲 蒼国来関「裁判」を経て復帰へ

こんにちは。
10時に出掛ける予定で準備をしていて、
リビングの時計を見たら11時だったので、
自分の腕時計(ソーラー)がまた止まったか?と思ったら、
リビングの時計が止まっていた、
東京港区の社会保険労務士 下中理栄子です。
ソーラー時計を止めてしまう「日陰の女」です。

 

大相撲で、いろいろと問題が起こり、
まだまだ解決に至っていないこともありますが、
少し(いろんな意味で)驚くことがありました。

以下ニュースより(2013/3/25 日経新聞記事より抜粋)

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大相撲の八百長問題で日本相撲協会を解雇された
元幕内蒼国来が、
解雇は不当として
力士としての地位確認などを求めた訴訟の判決で、
東京地裁(古久保正人裁判長)は25日、
解雇は無効と判断し、幕内力士としての地位を認めた。

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そして、相撲協会は控訴せず、
蒼国来は、名古屋場所(7月)での復帰が決まり、
稽古を開始したそうです。

一般の会社とは少々違いますが、
確かに・・・相当グレーなことと、
かなりの不公平感が付きまといました。

こちらの内容については置いておきますが、

「解雇」を争って裁判で勝っても、
元の地位に「本当に」戻るということは異例でしょう。
ただ、スポーツ選手で2年のブランクは相当きついでしょう。
もし本当に調査不足で、
その時間を奪ったとすれば、責任は重いと思います。

大相撲界で、
「解雇」と呼ばれる処分がもともと妥当なのかはありますが、
会社では、「解雇」や「退職」が最もトラブルの多い事例です。

これでもか、というぐらいに具体的な項目をあげ、
ルールとして決めておきましょう。
そして、決めるということは従うということ。
その時その時に悩まないように、
不公平にならないようにルールを決めるのですから、
人によって対応を変えないようにしましょう。

もちろんそこは一方的に決めつけず、
調査や、相手の言い分も聞くことが必要ですね。

蒼国来関は、29歳だそうです。
グレーはあっても・・・復帰するからには、
ブランクを跳ね返し、頑張ってほしいと思います。

ではではまた~。

 

アロドラ人事労務サポートオフィス 下中 理栄子

長嶋・松井両氏に国民栄誉賞—師弟愛に?

こんにちは。
3月31日には、ちょっと可愛く、
トイレットペーパー12Rとティッシュペーパー5箱を買っておいた、
東京港区の社会保険労務士 下中理栄子です。
ほんとに値上がりしたのでしょうか・・・?(笑)

 

さてさて、ニュースが飛び込んできました。
長嶋茂雄氏と松井秀喜氏に、
国民栄誉賞を授与する方針を固めた、とのこと。

いろいろ聞いていると、首相が、
松井氏が引退したことを受けて思いついた(?)ようです。

国民栄誉賞の最初は、
王貞治氏のホームラン記録を讃えるために作られたものです。
長嶋氏が(記録はともかく)対象にならなかったのは必然です。

長嶋さんが現役を引退されたのが昭和49年、
私は小学2年だったのですが・・・
例の引退演説は、リアルタイムの記憶なのかどうか微妙で、
選手時代のことはあまり覚えていません。

その後、監督になられて、
(王さんの活躍はよく覚えていますし国民栄誉賞も覚えています。)
最初の年が定岡さん、次の年が篠塚さん(永遠のアイドル^^)・・・
が入団、というところで、

「ヤングジャイアンツ」と呼ばれた面々が力を蓄え、
長嶋さんは切られてしまったけれど、
その次の年は「長嶋遺産で優勝」というのが私の認識です。
(この年に入ったのが原さん(永遠の敵?)です。)

松井さんは、もっと後の時代なので、
師弟なんだ~、というのはまあ・・・
なんとか理由を付けたのね、という印象ですが、

長嶋さんはよく言われる「記憶に残る男」ということで、
今回はいい機会なのかな、と思います。

松井さんは、他の受賞者の方を思えば、
ま、ありかな、という感じですね。
国民栄誉賞そのものについて語ると長くなるので割愛。

そんなわけで、師弟そのものではないかもしれないし、
年齢的には兄貴的なところもあったのかなと思いますが、
「地獄の伊東キャンプ」とか聞いていた年代としては、
師弟としてはそこも評価して欲しいなと思います。

ま、誰に評価されるのか、は置いといて。

長嶋さんの息子さんの一茂さんが、
「父は「感性」で伝えるタイプだったが、
それを松井さんは「感性」で受け止めることができた」
というようなことをおっしゃっていて、ちょっと面白いなと思いました。

社長と社員、上司と部下、
世の中にはいろんな関係がありますが、
思っているだけでは伝わらないものです。
やはり思いやルールも見えるようにしておく必要があると思います。
理念などもわかりやすく伝えることも必要なのではないでしょうか。

でもほんとは・・・
「感性の一致」というのが大切なのかもしれませんね。

ひとまず、決まられたら、おめでとうございます。

ではではまた~。

 

アロドラ人事労務サポートオフィス 下中 理栄子

坂口良子さんご逝去・・・人生の機微に触れる

こんにちは。
今朝の坂口良子さん急逝のニュースに、
大ショックを受けている、
東京港区の社会保険労務士 下中理栄子です。

亡くなられたのが突然であったりお若いということもありますが、
昨年結婚されたばかりだったので、
本当に驚きました。

うちもなかなか晩婚なので・・・(わたくし40歳、初婚)
最初のご結婚のあとには、
お別れのあとも苦労されたようで、
子供さんも大きくなって、
いろいろあったあとに、
パートナーを得るというのは素敵だなと思っていました。

もしかしたら・・・
ご病気のことがあったからご結婚されたのかもしれません。

会社で人事や総務に携わっていると、
従業員さんのいろいろな人生の機微に遭遇します。
現在でも、社長さんご自身や従業員さんの、
ご家族の変化や変更などもご相談を受けることがあります。
結婚したり子供さんが生まれたり、
親御さんが退職したとか、あるいは離婚したなどなど・・・

手続に直接は関係のない出来事でも、
話を聞くことも出てきます。

そこそこ長く勤めた会社のオーエルだった時には、
子供さんが「卒業した」「就職した」という話を聞いていたのが、
「結婚した」とお聞きしたときには感慨深いものがありました。

そんな守秘義務でプレッシャーを抱える・・・
人事担当従業員さんのメンタルも、守ってあげてくださいね。

少々話はズレましたが・・・
坂口良子さんが、娘さんと一緒にたくさん番組に出ておられたのは、
心配だから道をつけてあげたいと思っておられたのかな、
という気もしました。

ご冥福をお祈りいたします。

ではではまた~。

 

アロドラ人事労務サポートオフィス 下中 理栄子

イオンがダイエーを子会社化で・・・任せることの意味。

こんにちは。
ダイエーのハイマン&クロケットの
ハイマン選手が亡くなられたときに、
ショックで泣いてしまった・・・
東京港区の社会保険労務士 下中理栄子です。
バレーボールの話ですがご存知ですか?

 

イオンが、ダイエーを子会社化すると発表しました。
今でも約20%を持っていて、
TOBに筆頭株主の丸紅が応じるのだそうです。
(29.34%のうち24.34%分を売却)

我が家は、ダイエーのヘビーユーザーなので、
少なからずショックです。
お願いだからダイエー無くならないでね、
というのは合言葉のようなもので、
おそらくはなくならないとは思うのですが・・・
イオンになっちゃったらどうしましょう。

今でも、イオンのプライベートブランドである
「トップバリュ」のお品もダイエーで売ってるのですが、
私はダイエーの「セイビング」というPB商品の、
これまたヘビーユーザーなので、
そのまま強化されると嬉しいのですが、
「トップバリュ」になっちゃったら・・・泣くかも。(;_:)
特に「うどん」がおいしいです。

ダイエーと言えば、自分が九州ということもあり、
鹿児島に来てくれたということで・・・
ものすごく親しみがあって感謝もしています。
ダイエーそのものではないですが、
地元の街にも系列店が来たので、
やっぱりダイエーだし、
一時期は系列ステーキ店も、その他もろもろ、
いろいろとお世話になってました。

バレーボールがこれからという時に、
チームを作ったということで、
ハイマン選手&クロケット選手が来てくれて、
あれよあれよといううちに強くなっていった・・・
時代を見てきました。
もちろん野球のチームにも注目していました。

なぜこうなってしまったのか、ほんとに残念です。

どんな大きな会社でも、
今でいう「ベンチャー企業」の時があったはずです。
だんだん大きくなっていき、
社長や一族というものが支配することも当然あるでしょうが、
一歩踏み出して組織となっていくときに、

社長は、下の者に「任せる」ことができるかどうか、
考えておかなければなりません。

これは小さくても、会社や組織となったら、
必要なことだと思います。

遊びにもルールがあるのだから、
一人でなくなったらルールはもっと必要。
「俺がルールだ!」と言ってもいいのですが、
その「俺のルール」にも、
客観性が必要ということだと思います。

そうそう、急激に成長してしまった会社様で、
間に合わせ間に合わせで進んでしまって、
事務的なことやシステム的なことが追い付かず、
結果としてお客様にご迷惑がかかってしまう、
ということもありました。
成長することはいいことですが、
戦略や計画やルールをよく考えないといけないですね。

うまく結論にはならないけど、本日はこれぐらいで。^^
ではではまた~。

 

アロドラ人事労務サポートオフィス 下中 理栄子

<祇園暴走事故>勤務先社長を書類送検 入口(採用)ルールの大切さ

こんにちは。
桜の季節が一気に通り過ぎて、
故郷鹿児島の桜開花の早さを自慢?できなくなって悲しい・・・
東京港区の社会保険労務士 下中理栄子です。

 

本日は、
京都で起こった車の事故についてのニュースからお伝えします。

(参考:毎日新聞 3月9日、朝日新聞3月12日 記事)
京都は祇園で昨年4月、
軽ワゴン車の暴走により、
歩行者ら7人が死亡し12人が重軽傷を負った事故で、
運転していた会社員(死亡)が勤めていた会社の社長について、
京都府警が業務上過失致死傷容疑で書類送検したと発表しました。

この事故は、運転していた会社員の持病が事故原因とされており、
社長が持病を認識していた可能性が高く、
事故の危険性を予見できたのに、会社の業務で運転させ続けた、
ということで、
こちらの事実関係等については軽々しく言えないのですが、
このような警察の判断も起こりうるということから、
従業員の採用について考えたいと思います。

採用活動にはいろいろ注意点がありますが、
その中で重要なことの一つが、健康状態の判断です。
もちろん、持病があるからということでシャットアウトするものではなく、
一病息災という言葉もありますが、
適切な業務を行ってもらうために必要ということです。

就業規則は、入社してからのことのみと考えがちですが、
採用試験のために必要なこと、入社の際に必要なことなども、
定めておくことで、
募集、採用試験の際に説明することもでき、
採用方針に納得していただいた方に入社してもらうことができます。

入社に際しては必要な書類を提出いただきますが、
「入社後〇日以内に提出」という定めをされている会社様も多いですが、
入社日までに提出するように、定めておくことが望ましいと思います。

また、今回の事故にも関連しますが、
健康状態の判断と同時に、
業務に車の運転が必要であれば、
運転免許証等を定期的に確認するシステムなどを決めておきましょう。
(通勤の場合にもルールを決めておきます。)

何事も慎重に、確認することが大切ですが、
その根拠を決めておくようにしてくださいね。

この事故の時はもう京都に住んでいたわけではありませんが、
祇園での事故と聞いた時は、
よく歩いていた場所とあってドキっとしました。
祇園では人が押し寄せて怖い思いもした話もしましたが・・・
素敵な街だけに、
このようなニュースで地名を聞くのは不本意です。

おそらく、仕事を得る(維持)のために隠しておいたことが、
(ここでは会社が知っていたかどうかは問題にしないことにします。)
結果的に自身の命を落とす結果になってしまったのは残念ですし、
他の方にもご迷惑をかけて旅立つのはやりきれません。

犠牲となられた方々のご冥福をお祈りいたします。

会社は、大切なことをしっかりと把握できる環境であるとともに、
本人も日頃から、健康管理は責任をもってしなければいけませんね。

ではではまた~。

 

アロドラ人事労務サポートオフィス 下中 理栄子

WBC残念・・・リーダーの責任ある発言

こんにちは。
井端選手の奥様のさわやかな美人さに、
ちょっと感動を覚えた・・・
東京港区の社会保険労務士 下中理栄子です。
とにもかくにも、WBC、選手の皆様お疲れ様でした。
どうぞ胸を張ってください。

 

いろいろありましたね。
やっぱり残念ではありますが、
勝負ですから、負けることもあるでしょう。

たとえ10点取られても、11点取れば勝てます。
でも、1点しか取られていなくても、
点を取れなければ負ける。
私の中である程度結論はあります。

報道では、いろいろと責任追及などもあります。
どうも・・・
違う意味で残念です。
たとえそうは思っていなくても、
まずは「私の責任です」というような発言が欲しかった。
深くは言えませんが。
(あ~。イライラする。(笑))

ちょっと会社に置き換えてみました。

従業員に対してクレームがあった時、
それはやはり会社に責任があります。
一緒になって従業員を責める(言い訳する)リーダーは最低です。
雇っている、もっと言えば「雇った」のは会社、社長なのです。

また、何かミスがあった時、
ミスをいつまでも責めても仕方ありません。
人間誰でもミスはあります。
原因を探すことも大事ですが、
そのミスをどうカバーし、今後どうすればミスが起こらず、
またそれが活かせるか、考えなければなりません。

雇ったら、育てる、見守る、待つ・・・
そんなことも必要ですね。

大会は、負けたら確かに終わりです。
でもこれで終わりではないとも言えます。
ミスだとしたら、その原因はどうなのか、
考えてもいいけれど、
やっぱり、コミュニケーションやリーダー選びや適材適所、
プロだから思惑もマネーも絡んでいたでしょう。
制度に問題があるといっても仕方がないこともあります。

それでも素晴らしい時間をいただきました。
ありがとうございました。
いつも応援します。

今度オフレコで、
WBCの叫びにお付き合いくださいね。^^

ではではまた~。

 

アロドラ人事労務サポートオフィス 下中 理栄子

まるでサスペンストリック! ブラジル出勤偽装の話

こんにちは。
ローマ法王を決める会議を「コンクラーベ」と言うことに、
なんだかぴったりだと思って楽しくなった、
東京港区の社会保険労務士 下中理栄子です。

英語で「with a key」 の意味らしく(コンクラーベはラテン語)、
投票を行う枢機卿たちが部屋に閉じ込められるからのようです。

 

海外のお話ついでに、
ニュースであった、ブラジルの病院の出勤偽装の話について、
お話したいと思います。

ニュースの内容はこちらをご覧ください。
No.89 シリコーン指で出勤偽装—ブラジル【ニュースより】

サスペンスドラマでこういうトリックを使う話を
2回ぐらい見ました。
指紋を偽装するというヤツですね。

このブラジルの事件は、
首謀者(?)が、いわゆる「上司」なので、
パワハラの面もありそうです。

ただ、このような、
タイムカードなどを代わりに押すなどの行為は、
日常に起こりやすいもので、
仲間で組んだり、今回のように下のものに命令したり、
などをどう防ぐか考えておく必要があります。

これは「不正行為」であり、
懲戒の対象にもなるということを宣言しておきましょう。

私自身がオーエルの時の体験としては・・・
人事の人なので、タイムカードの入れ替え作業をしていたところ、
遅刻ぎりぎりに飛び込んで来た社員に、
「タイムカード押しといて~。」
と言われたことがあります。

「お~い、よりによってこの私に頼んでどうする!」
ということで、
当然にお説教が待っておりました。

つまりは、出勤そのものの偽装はかなり難しいでしょうが、
遅刻の偽装は方法的にも思い浮かぶ話ですね。

勤怠の管理の方法は会社様により様々で、
必ずしもタイムカードを使う必要はありませんが、
就業規則等には「自ら記録する」などの記載をしておきます。

「出勤した」ということではんこを押す、
という管理をされている会社様もおありのようですが、
こちらでは不備となりますので、
時間の管理まで行われますよう、改善をお願いいたします。

このあたりの経験談は、実はけっこういろいろあるのですが・・・
ちょっと世間様にはお知らせできないお話もありますので、
ご興味おありの方には・・・別途、そっとお教えいたします。

ではではまた~。

 

アロドラ人事労務サポートオフィス 下中 理栄子

「ゴミはゴミらしくして捨てなさい!」の教訓

こんにちは。
よ~やく確定申告が終わったので、
ご褒美に一人カラオケと思ったのですが、
満室で断られてしまった、
東京港区の社会保険労務士 下中理栄子です。
平日なのに一杯なんですね~。w(゜o゜)w

最後はちょっと追い込んで「ががっ」とやってたので、
けっこうな書類の山が残っております。

そんな中・・・
昔のことをちょっと思い出しました。
(多少アレンジが入っております。)

 

オーエル時代、
同僚(先輩)のFさん、
いつもお仕事もしっかりしていらっしゃるし、
お世話になっていたのですが、
ちょっと気になっていることがありました。

私は後輩にはよく言ってましたが、
気になっていたので、先輩だけれど、
Fさんにもよく言っていたのです。

「ゴミはゴミらしくして捨てなさい」

もちろん、重要な書類は、
シュレッダーにかけたり溶解のサービスを使ってたりしてましたが、
日常、そ~でもない書類をゴミ箱に捨てるとき、
私は大抵、かなり小さく破って捨てます。
それはゴミ袋に入れやすいから、という理由もあるのですが、
他にはまあ、くしゅくしゅに丸めて捨てるとか・・・
その方によっていろいろですが、
私の「ゴミらしくする」というのはそういう、
破ったりくしゅくしゅにするということです。

Fさんは、あまり気にせず、
書類をそのままゴミ箱に捨てていました。
A4の紙ならそのまま・・・けっこう綺麗な状態で捨てるのです。
何がよくないかを考えていたわけではないのですが、
感覚的にものすごく気になっていた、というか・・・嫌でした。

ある日、事件は起こりました。

Fさんが、
「書類が一枚無くなった!」
ということで、けっこうな大騒ぎになったのです。
総務経理の面々、総動員で探すことになりました。

そして・・・
自慢じゃないですが、わたくしが発見しました。
ふと、もしかして・・・と思って、
ゴミ箱を覗いたのです。

ありましたよ~。
綺麗な状態のA4の書類。
しかも他の、ゴミとおぼしき何枚かの「綺麗な書類」に紛れていたのです。

机に載せていた書類が滑り落ちて、
偶然にもゴミ箱に入ってしまったのだと思います。
Fさんの足元のゴミ箱の中という、マサに灯台もと暗しのような話です。

わたくし・・・ちょっと切れました。

「だからいつもゴミはゴミらしくしなさいって言ってるでしょう~~~!!!」

もしも、ゴミをゴミらしく捨てていたら、
綺麗な用紙が一枚ゴミ箱に入っていたら、
すぐにおかしいと気付いたのではないかと思います。
必ずこうなるとは限りませんが、
結果として、他のみんなの貴重な時間を奪ったわけです。

少し話は違いますが、
仕事の時間の中で、
「探し物をしている時間」というのがとても多いことがわかっています。
書類の整理とか、机やキャビネットの整理は、
無駄なように見えて実はきわめて重要なのです。
あるべきところに、ものを整理することは、
仕事の効率アップ、各種ストレスの軽減、
ついでにいうと、残業・残業代の削減に繋がったりもします。

書類が滑り落ちて下に落ちてしまったというのも、
実は、机にけっこう物や書類が載っていたことも原因の一つです。

しょうもないと思えることでも、
実は労務管理であったり経費削減策であったりします。
ぜひ、周りを確認してみてくださいね。

ではではまた~。

 

アロドラ人事労務サポートオフィス 下中 理栄子

「飲酒強要をパワハラと認定」判決下る

こんにちは。
若いときには記憶がなくなるほど飲んでも
次の日は平気だったのに、
少々飲むとその時は平気でも次の日が二日酔いになってしまう・・・
東京港区の社会保険労務士 下中です。
全盛期は24~25歳ぐらいだったでしょうかね。

わたくし自身はまあまあ・・・お酒は飲める方ですが、
お酒が強くない、飲めない、という方に対しては、
かなり気を配るタイプです。
いろいろな経験をしましたし、
仕事の延長の宴会でも、微妙なことにも遭遇しています。

よろしければ以前書いたブログ記事もご覧ください。
「とりあえずビール(とりビー)」はパワハラなのか?! [2012.12.07]

 

今般、飲酒強要などのパワハラを受けたとして、
ホテル運営会社の元社員が、
同社と元上司に損害賠償などを求めた訴訟の
控訴審判決があり、
東京高裁は、一審判決を変更して飲酒強要を不法行為と認定し、
損害賠償の支払いを命じました。

ニュース記事入りのコラム記事はこちらをどうぞ。
No.86 飲酒強要で「パワハラ」認定 東京高裁が賠償命令【ニュースより】

後追い記事を見ると、
裁判長は、
「元社員が少量の酒を飲んだだけで嘔吐しているのに、
元上司が『吐けば飲める』と言って執拗に酒を強要したと認定した」
ということで、
(2013.02.28「夕刊ガジェット通信」より)
練習すれば飲める、吐けば飲める、
というのはよく言われることですが、
事実ではありません。
事実ではありませんよ!!!

この元上司は他の行為でもパワハラが認定されていて
複合的な要素もあるため、
この飲酒強要だけ見ると
「大したことではない」と思う方もあるかもしれませんが、
飲酒の強要は、実はほんとうに怖いものです。

コラムにも少し書きましたが、
一時期、学生の「一気飲み」の強要で問題が多く起こり、
命を落とす方まで出てしまいました。
その時に、お酒にも「致死量」がある、ということがわかったのです。
強要すると、命を落とすことがあるということです。

従業員を大切にするということは、
会社を大切にし、発展させる基の基です。
言い方は悪いのですが、
わたくしは、従業員の側に立っているのではないのです。
常に社長様の立場として、
ご自身を守るために、
注意を払っていただきたいと思っています。
特に、管理職教育が大事です。

そんな酒浸りの日々を過ごしていたこともあるわたくしですが、
スマートな飲み方も知っています。
自身の適量を知り、他の方にも気を使って、(笑)
楽しい宴席でよいコミュニケーションを取れるようにしたいものです。

結論がない気もしますが・・・
本日はこれぐらいで。

ではではまた~。

 

アロドラ人事労務サポートオフィス 下中 理栄子