客室乗務員の派手な口紅禁止?! TPOかな。

こんにちは。
東京にて2軒ほど有名な「タン」のお店に行ったけれど、
仙台からのおみやげの「タン」の方が、
美味しかったような気がして微妙な気持ち・・・
東京港区の社会保険労務士 下中理栄子です。

 

トルコ航空のお話だそうですが、
客室乗務員に「派手な赤やピンクの口紅を禁止した」
のだそうです。
ネット上では、
抗議の「真っ赤な口紅」の写真が次々と掲載されているとか。

宗教上の問題も絡んでいるようなので、
軽々なことは言えませんが、ちょっと疑問に感じました。

客室乗務員(以下「CA」)さんを取材した番組で、
(日本の航空会社です)
お化粧が濃い目であることについて、
何らかの事故が起こった時などに、
CAさんを見つけやすいように、
あえて濃い目のお化粧をしていると聞きました。

CAさんのお仕事は、
なんだか接客業のようにも見えますが、
実際は、命をお預かりするお仕事なので、
安全や事故時の対応など、ものすごく大変なことをされています。

濃い色の口紅も、
CAさんの職業上、必要なことなのかもと思うと、
宗教上の問題があるとはいえ、
一面からだけの要請でいいのか?という気がしております。

その方、お仕事の、業種や種類やさまざま事情によって、
TPOとか、服装や見た目の注意するところは違ってきます。

一番は、お客様に対して失礼のないように、
不快感を与えないように、好感を持っていただけるように、
仕事の一環として注意すべきだと思います。

就業規則でいえば、
「服務規律」という範囲に、
心構えや具体的な注意点を入れておきます。

昔、堀江貴文さんが、
Tシャツでいろいろなところに登場し、
一部(?)で批判を浴びました。

ま、社長なので、好きにされたらよろしい話ではありますが、
個人的には・・・
「礼を尽くす」場面もあり、
ジャケット着るぐらいのことはされたらよいのに、
とは思いました。
詳しい感想は割愛します。^^
(賛否両論呼び起こすことは別の意味で効果があったと思いますが)

今は、「オフィスカジュアル」という、よくわからない言葉があって、
制服もどんどんなくなり、
(わたくしはオーエルの制服は反対ですが)
少々首を傾げる服装のビジネスパーソンもお見かけします。

古い人間かもしれませんが、
お客様がいらっしゃったら颯爽と上着を着て面会する、
という上司を見て「さすが~」と思ってた人間としては、
スーツやジャケットは、礼を尽くす意味で大事なものだと思います。
私もやっぱりジャケットはあったほうがよいなあと思います。

ただ最近は地球温暖化なので、
さすがに夏のジャケットはご容赦くださいませ。^^ゞ

というわけで、
CAさんは意味をもってお化粧が濃い目だけれど、
一般的には大事なのは、
「清潔感」という・・・「センス」ですかね。(笑)

詳しい服務規律はまたの機会に。

ではではまた~。

 

アロドラ人事労務サポートオフィス 下中 理栄子