サスペンスで涙 介護のお話

こんにちは。
夕方たまたまテレビ欄を見て、
見たことのあるドラマ(サスペンス)だと思って、
また見ていたら、
見たことあるドラマにもかかわらず大泣きしてしまった、
東京港区の社会保険労務士 下中理栄子です。
介護を題材にした話でした。

 

そのままそのドラマの話です。

「お嫁さん」が夫の両親を介護していて、
その方が介護疲れから「夫の母」を殺してしまった、
という事件が起こり、
いろいろあって、
その方は実は殺していなかった
(でも傷害だったか殺人未遂だったか忘れたけど罪はあり)、
真相は意外なところに・・・

というお話で、
まだ介護保険が始まる前で、導入直前ぐらいの話でした。

私は、母が今、ケアハウスにお世話になっていて、
母は、祖母の介護をしていたり、
父が昔、特別養護老人ホームのボランティア(書道の先生)をしていたり、
叔母が職員だったり、
と、かなりご縁があり、
今は介護のお仕事の方々ともご縁があります。

ドラマで、
そんな状況になった「お嫁さん」に対して、
裁判官が労いの言葉をかけたり、
今後の介護についての意識についての話が出てきたり・・・
だったのですが、 実際のところ、現在どうなのかというと、
昨年法律の改正などもあったのですが、
どうも・・・現場の声が活かされるに至っていません。
このドラマの「お嫁さん」をはじめとする、
介護の担い手の集中などがあり、
「介護保険」は導入されたのだと思うし、
社会で担うというのが正しいし、
介護保険制度そのものには賛成ですが、
政府や行政の考えることが、
現場というか、実態とは違っている、
(というのは介護の業界・現場だけに限りませんが・・・)

ほんとに、偉い方にはせめてこのドラマでもいいから・・・
分かっていると思いこまないで現場を見てほしいと思います。

 

アロドラ人事労務サポートオフィス 下中 理栄子