育児休業からの復帰に直面^^

こんにちは。
お正月に食べた、ちょっと高級めの国産牛ステーキ、
よりも、
アメ産肩ロースステーキ(値段半分以下)の方が・・・
柔らかくて美味しかったことに、
ショックと感動を覚えている、
東京港区の社会保険労務士 下中理栄子です。
参りました。

 

今日は、ある会社のマネージャーさんとお話しました。

年末年始もあけて昨日、
育児休業をしていた女性社員さんが、
ひっさしぶりに出勤—職場復帰されたそうです。

この女性社員さん、
保育園の事情などで目いっぱいの育児休業も取られ、
ふたごちゃんだったこともあり、
産前を足すと2年の方が近くなるほどの休業でした。

そして復帰後の当面は「時短勤務」とのこと、
なかなかのフルコースですね。

そこそこの規模の会社で、
会社としてもいろいろと施策されていますが、
育児休業では、
健康保険・厚生年金保険料の免除はもちろんのこと、
休業や時短勤務で給料が少ない時の分など、
将来の年金に影響がないような施策もされています。
国も気合いが入っています。

このマネージャーさんの部署では、
実は立て続けに、3人のおめでたが続き、
フルタイムのパートさん含めて3人とも育児休業です。
お正月あけそうそうにはご出産の報告もあったとか。

会社がしっかりされているとはいえ、
最初に対応するのは上司であるマネージャーさん、
いろいろと話をお聞きしたりお教えしたり、
人員の代替措置のことも含めて、
なかなかいろいろなことがありました。
まだまだ成熟中の制度です。

中小零細企業では、実例は少ないかもしれませんが、
残念ながら(^^ゞ)法律ですので、
請求されたら対応しなくてはなりませんし、
休業については就業規則にも規定が必要です。
先々まで見通して、丁寧に制定くださいね。

ちなみに、マネージャーさんのもっと上の方は、
パートさんが育児休業する、な~んてことは、
微塵の想像もなかったようです。

いま、ハローワークの求人を出すときには、
育児休業や介護休業の実績があるかどうかを聞かれます。
もちろん絶対起こることではないので、
なくてももちろん問題ありませんが、
最近では、採用の際のアピールになります。

中小零細企業さんにとってはいろいろと、
言いたいことは数々あれど、
それは直接お会いしたときにお話いたしましょう。

ではではまた~。

 

アロドラ人事労務サポートオフィス 下中 理栄子