ひばり通信(ニュースレター)13年5月号を作成いたしました。

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ひばり通信(ニュースレター)13年5月号を作成いたしました。

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(次回より、毎月新号をメールにてお送りします。)
バックナンバーご希望の場合は、その旨をご記載ください。
お役に立ちましたら幸いです。

 

2013年5月号【目次】

01: 「雇用の移動支援」へ転換
02: キャリアアップ助成金のご案内
03: 会社と社員が信頼し合えない理由
~社員をコストと考えない、“先信型”マネジメント~
04: 雑談力が上がる話し方(ダイヤモンド社)
06: キャリアアップ助成金支給要件チェックシート

「女性手帳」導入? 女一人じゃ無理だけど?

こんにちは。
グリーンキウイ9個セットより、
イエローキウィ7個セットの方が100円も高くて、
どんな味なのか試してみたいけどちょっと勇気が出ない、
東京港区の社会保険労務士 下中理栄子です。
イエローの方が甘いらしいのですが。^^

 

政府が、「女性手帳」(仮称)なるものの導入を検討している、
らしいです。
女性手帳とは、
「女性を対象に10代から身体のメカニズムや将来設計について啓発する」
ためのもののようです。
「医学的に30代前半までの妊娠・出産が望ましいことなどを周知し
「晩婚・晩産」に歯止めをかける狙い」
だとか。

まあ確かに・・・
医学的に、適した年齢はあるでしょう。
でもね。でもね。
なんだかおかしくないですか?

ニュース記事からの抜粋ばかりですが、

「女性手帳では、30歳半ばまでの妊娠・出産を推奨し、
結 婚や出産を人生設計の中に組み込む重要性を指摘する。」

そのあとにはいちおう、
「ただ、個人の選択もあるため、啓発レベルにとどめる。」
と付いている。

あまり・・・お品のよろしくない話をします。
私はある時期、真剣に考えてたことがあります。
「ダンナはいらないけど子供は欲しい。」

30代のはじめだったでしょうか。

そのためには、
働けない時期ができるのでそれ相応の貯金が必要で、
そのあとすぐに仕事が再開できて、
なおかつその後も生計を維持できる実力が必要、
という現実に、諦めました。

いやいや、お金があればできるのかということではなくて・・・

やっぱりいくら30歳で子供が欲しい、と計画立てていても、
人生そうそううまくはいかないでしょう。

私も昔は25歳で結婚する予定でいました。(笑)
子供の頃はそりゃあ、
何歳で結婚して~、何歳で一人目の子供で~、
なんて計画を立てたりしますね。

医学的見地とはいえ、
知ってた方がいいこととはいえ、
教えることや、対象が、偏ってるのではないでしょうか。

子供は社会のものだと思います。
女性が、自分のプランを立てれば、少子化は防げるのでしょうか?
40代になって急に子供が欲しくなって金(税金)かかると困るな、
ぐらいにしか思ってないところもありそうです。

人事などをやっていると、
いろいろと人生のイベントに遭遇します。
確かに、もっとプランを立てとけよ~、と思う場合もあります。
が、プランを立てるべきところはそこじゃない。
この間のブログで、
ライフプランやキャリアプランの話をしましたが、
複線にしたり、臨機応変や方向転換にも動じないことも含めて、
考える人は考えているでしょうし、
どうやら考えている人に対して、
間違っていると言っているかのようです。

なんだかムカつきすぎて、
何をどう説明すればよいのかわからないのですが、
いろんな選択をしてもいいし、
女性手帳を考える人たちが当たり前だと思う枠に入らない人を、
今でも(女性でも)責めるような風潮があるのに、
わざわざ政府がそこでしょうか、と思うのですが。

学校で指導をしていないから、との記事文書もありましたが、
私は保健の授業で、
「医学的には『25歳までに第1子』と言われている」と
教えてもらいました。
医学的というならば、
全員に知識として教えてもいいと思います。

ほんとに感想でした。

ではではまた~。

 

アロドラ人事労務サポートオフィス 下中 理栄子

No.96 定年後継続雇用がされなかった場合等の離職理由について [2013.05.09]

こんにちは。
東京港区の社会保険労務士、下中です。
本日も「ひばり人事労務コラム」
おいでいただきありがとうございます。

本日は、雇用保険に関連して、
定年後継続雇用がされなかった場合等の
離職理由についてお伝えします。
2013年4月に改正高年齢雇用安定法が施行されましたが、
この改正では、原則、
希望者全員を65歳まで継続雇用する制度
を導入することが求められています。

例外として、
「就業規則に定める解雇事由または
退職事由(年齢に係るものを除く)に該当する場合には、
継続雇用しないことができる」
という仕組みになっています。

例:心身の故障のため業務に堪えられないと認められること、
勤務状況が著しく不良で
引き続き従業員としての職責を果たし得ないこと
など

今般、厚生労働省は、
この例外の取扱いにより離職した場合の
雇用保険の基本手当受給についての判断を示しました。
60歳以上65歳未満の定年後の継続再雇用を
希望していたにもかかわらず、
再雇用されなかった場合は特定受給資格者に該当する
とされています。

『特定受給資格者及び特定理由離職者の範囲と判断基準』より

定年後の継続雇用を希望していたにもかかわらず、
就業規則に定める解雇事由又は退職事由
(年齢に係るものを除く。)
に該当したため
60歳以上65歳未満の定年により離職した場合
(解雇事由又は退職事由と同一の事由として
就業規則又は労使協定に定める
「継続雇用しないことができる事由」
に該当して離職した場合を含みます。)

(資料中の『Ⅱ「解雇」等により離職した者』の
『(7)』の説明の最後に追加されました。)
60歳~65歳の方の場合は特に、
特定受給資格者と判断されるかどうかで
基本手当の所定給付日数も変わりますので、
注意が必要です。

また、その他の、退職に関する事情についても、
よく確認していただきたいところです。

退職や解雇について不明な点がございましたら、
どうぞお気軽にご相談ください。
本日も、「ひばり人事労務コラム」
お読みいただきありがとうございました。

貴乃花らと同期で最後の力士引退。第二の人生は。

こんにちは。
GWは大リーグとばかりに朝から野球を見て、
通算4000本安打が注目されているイチローさんには、
ぜひとも大リーグ3000本安打まで行ってほしいと願う、
東京港区の社会保険労務士 下中理栄子です。
あと3年・・・でもイチローさんはあまりこだわってなさそう。^^

 

イチローさんは、今年で40歳のようですね。
プロ野球では、かなり高い年齢だと思います。
現在の最高年齢は、私より1歳上の山本昌さんでしょうか。
(おっと、今は同い年の47歳)
野球選手でも、30代なかばぐらいでの引退が多いですね。

大相撲の場合だと、おそらくもっと早いでしょう。
怪我のリスクも大きいですが、
若くても、健康の問題もあると思います。

先日、貴乃花さんらと同じ88年に入門した力士お2人が、
引退されて、相撲協会が世話人として採用した、
というニュースがありました。

貴乃花親方は現在40歳とのことで、
中学卒業してすぐの入門でしたから、
同期の方も、もっとも若くても40歳ということになります。

なかなか上にいけなかったけれど、
この年齢まで、本当にお疲れ様でした。

お一人は、貴乃花部屋だったそうです。
自分はそのままなのに、
社長が何人か変わったようなイメージですね。
貴乃花親方とはどんな関係だったのか少し興味あります。

大相撲では、昔は親方になる人でなければ、
辞める場合に「廃業」と言っていましたが、
ある時から「引退」というようになりました。
若くして第二の人生を考えなければならないわけですから、
協会はそのあたりも考えることがあったのでしょう。

お2人は、協会が「世話人」として採用、ということですが、
採用や人選には、功労等もあるのでしょうね。
定年は65歳だそうです。

一般の会社でいうと、
現在は、定年とか再雇用の問題の対応が大変なときではありますが、
終身雇用の崩壊や実力主義などにより、
(だいぶ矛盾した文章ですが・・・)
労使や上司部下の年齢などの逆転も多いと思います。
マネージャーの役割などがはっきりしていることも大切ですし、
経験のある方にも活躍していただきたいですね。

また、若い方で起業される場合には、
若い力を結集して頑張ることも素晴らしいですし、
経験のある方に助けていただくのもいい方法だと思います。

知人の30代の社長のところには、
60代のベテランの方が2名働いていらっしゃいます。
社長は創業社長で、知り合いでもなんでもありません。
ベテランさんが働いてくださるというのも、
その社長の人徳、といえると思います。

若い時から、
自身のライフプランやキャリアプランは考えておきたいもの、
そして、途中での方向転換もできる世の中でありたいものです。
(といっても今はまずその就職が大変ではありますが。)

スポーツ選手は大抵の方が、
ある早い時点で第二の人生を迎えます。
そのまま同じ世界で生きることができるのは一握り、
そんなことを思うと、
サラリーマンもまだまだ流動してよいという気がします。

そんな気概のある方に、長く働いてもらうのが理想ですね。

またまた結論がなくて微妙ですが、
どうぞご容赦くださいませ。

ではではまた~。

 

アロドラ人事労務サポートオフィス 下中 理栄子

 

客室乗務員の派手な口紅禁止?! TPOかな。

こんにちは。
東京にて2軒ほど有名な「タン」のお店に行ったけれど、
仙台からのおみやげの「タン」の方が、
美味しかったような気がして微妙な気持ち・・・
東京港区の社会保険労務士 下中理栄子です。

 

トルコ航空のお話だそうですが、
客室乗務員に「派手な赤やピンクの口紅を禁止した」
のだそうです。
ネット上では、
抗議の「真っ赤な口紅」の写真が次々と掲載されているとか。

宗教上の問題も絡んでいるようなので、
軽々なことは言えませんが、ちょっと疑問に感じました。

客室乗務員(以下「CA」)さんを取材した番組で、
(日本の航空会社です)
お化粧が濃い目であることについて、
何らかの事故が起こった時などに、
CAさんを見つけやすいように、
あえて濃い目のお化粧をしていると聞きました。

CAさんのお仕事は、
なんだか接客業のようにも見えますが、
実際は、命をお預かりするお仕事なので、
安全や事故時の対応など、ものすごく大変なことをされています。

濃い色の口紅も、
CAさんの職業上、必要なことなのかもと思うと、
宗教上の問題があるとはいえ、
一面からだけの要請でいいのか?という気がしております。

その方、お仕事の、業種や種類やさまざま事情によって、
TPOとか、服装や見た目の注意するところは違ってきます。

一番は、お客様に対して失礼のないように、
不快感を与えないように、好感を持っていただけるように、
仕事の一環として注意すべきだと思います。

就業規則でいえば、
「服務規律」という範囲に、
心構えや具体的な注意点を入れておきます。

昔、堀江貴文さんが、
Tシャツでいろいろなところに登場し、
一部(?)で批判を浴びました。

ま、社長なので、好きにされたらよろしい話ではありますが、
個人的には・・・
「礼を尽くす」場面もあり、
ジャケット着るぐらいのことはされたらよいのに、
とは思いました。
詳しい感想は割愛します。^^
(賛否両論呼び起こすことは別の意味で効果があったと思いますが)

今は、「オフィスカジュアル」という、よくわからない言葉があって、
制服もどんどんなくなり、
(わたくしはオーエルの制服は反対ですが)
少々首を傾げる服装のビジネスパーソンもお見かけします。

古い人間かもしれませんが、
お客様がいらっしゃったら颯爽と上着を着て面会する、
という上司を見て「さすが~」と思ってた人間としては、
スーツやジャケットは、礼を尽くす意味で大事なものだと思います。
私もやっぱりジャケットはあったほうがよいなあと思います。

ただ最近は地球温暖化なので、
さすがに夏のジャケットはご容赦くださいませ。^^ゞ

というわけで、
CAさんは意味をもってお化粧が濃い目だけれど、
一般的には大事なのは、
「清潔感」という・・・「センス」ですかね。(笑)

詳しい服務規律はまたの機会に。

ではではまた~。

 

アロドラ人事労務サポートオフィス 下中 理栄子