No.5 社会保険–サラリーマンのメリット [2012.05.15]

こんにちは。下中です。
本日の「ひばり人事労務コラム」です。

 

サラリーマンのメリットの一つは、
手厚い社会保険があることです。

 

社長、事業主には、資金的に頭の痛いところですが、
創業する際には、慎重に、
社会保険料を含む人件費を組んでいただきたいと思います。

事業を始める、
従業員を雇うには「覚悟」が必要です。(笑)

 

保険には大きく、下記の4種類があります。

①労災保険
②雇用保険
③健康保険
④厚生年金保険

一般的に、
上記の①②を「労働保険」
上記の③④を「社会保険」と呼びます。

①②③④をまとめて、「社会保険」と呼ぶこともあります。

 

従業員を一人でも雇ったら、労災保険は必ず入る必要があります。
労災保険は、他に代えられるものがないと言われています。

法律での義務というだけでなく、
従業員の福利、会社のコンプライアンス、
安定的な事業の運営を考える上で欠かせないものと考えます。

現在、保険に加入していない事業所様は、
まずは労働保険への加入をお考えください。

★労働保険は、その保険料は、
4月から翌年3月までの従業員の給料等の見込み額から、
「概算保険料」を計算して、前払いをし、
その年度の給料等が確定したら精算し、
新たな年度の見込み額を前払いする、という方式となっています。

労災保険料はすべて事業主の負担で、
雇用保険料は、事業主・従業員それぞれの率で負担します。
労災・雇用保険両方の、事業主・従業員分すべてを前払いし、

従業員の毎月の給料から、従業員負担分の雇用保険料を、
会社に払ってもらう、という順序になります。

既に事業をされている方は、
そろそろ「労働保険の年度更新」という手続きが必要です。
締め切りは7月10日です。

 

面倒だなと思われる社長! どうぞ早めにご相談くださいね。

 

本日も「ひばり人事労務コラム」
お読みいただきありがとうございました。